積丹岳のパノラマ写真集 （４）　　〜下りがとっても綺麗でした！〜

　　　　　（山スキー撮影日　２００５年 ４月 ２４日）

雄大な景色を楽しみながら積丹岳山頂をあとにしよう！

※ 積丹来訪の記念、ローソク岩！


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※ これは１週間前強風撤退した時の事ですが、妹は下りではほとんど転びません。マジで数年に一度転ぶか転ばないかくらいのペースだったりします。・・なーんて言えば上手に聞こえるかもしれませんが、絶対に転びたくないが為のウルトラボーゲンでもあるのです。

　で、その時の下り、中腹に差し掛かって雪質的にスピードが出始めたので、ブレーキを掛けてセーブしようとしましたがコントロールが上手くいかず、バランスを崩しひっさびさに転倒！ 少し足がもつれた感じであまり綺麗には転べなかったのですが、この時妹は先頭を滑っており、まぁ後ろの姉に助けてもらえばいいやと気楽に姉の到着を待っておりました。

　シューーッ！　お、来ました来ました。同じウルトラボーゲンのへっぽこ姉の到着です。　「やー転んじゃったよ〜〜。」と姉に言いつつ目をやると、なんと信じられない光景が・・・。ザザーーッ！ヤツは妹の斜め下目掛けて転んでいったのです。・・・・？？ 妹の目は点です。この白い空間には仲良く転ぶ２人の姉妹の姿がありました。

　「あ"〜〜〜？なんで今、わざわざここで転ばなきゃならないの〜〜〜！？」と妹が問うと、ヤツは 「なんかよく分かんないけど、転んだ妹を見て自分も転ばなきゃ〜って思って一緒に転んじゃったー！ぐゎっはっは！」とのん気に笑っていやがります。　くそ！姉がバカだったのをコロッと忘れておりました！

　もうバカは当てにはなりません、妹は自力ですっくと起き上がりました。 一方の姉は、足がもつれまくって自力では立ち上げれない様子です。本来の救助役が逆に救助を待っているのです。しかもそれがじつに可笑しいらしく、身動き出来ぬままケラケラケラケラ笑っていやがるのです。自分にバカうけ、ホント訳がわかりません。

　「ほれ！」 と、妹のストックを差し出し引っ張ってあげましたが、姉のケツが重いのも手伝って１度目は失敗。浮き上がった体が再びドスンです。　「ぎゃっはっはー！」　何がそんなに面白いのか、姉は寝転んだまま笑い続けています。それも歯をむき出しての大爆笑です。　・・・うーん、姉の脳味噌はじつに不可解です。

　そんな姉のアホ面を見てると、何か胸にムカムカと込み上げるものがありましたが、出来た人間の妹は無事姉を救出。年々デカくなる姉のお尻をいぶかしげに眺めながら、もう絶対に転んじゃイケナイなと改めて心に誓ったわたくしでございました。 ・・・苦労が絶えません。