ペケレベツ岳のパノラマ写真集 （４）　　〜山頂からの景色も見てみよう！〜

　　　　　（山スキー撮影日　２００４年 ４月 １８日）

ペケレベツ岳山頂から南側の展望　（芽室岳〜ペンケヌーシ岳）

ペケレベツ岳山頂から南側の展望　（アップでどうぞ！）

ペケレベツ岳山頂から北側の展望

山頂肩からの下り　（１３４３ｍコブ〜１３５９ｍコブ）

コルから山頂までを振り返る

※ お土産も忘れずに！

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※ 今回のペケレベツ岳では、夏道からツボのご夫婦２組とお会いしましたが、日勝ピーク側から来たのは私達だけでした。　この日は風も強く、遠望が利かなかったものの、それ以外はホクホクの大満足山頂で、また静かな２人だけの帰路を迎えます。

　山頂からコルへ滑り下り、またシールを着け直し、「ひ〜、下りのあとの登りは厳しいね〜！」と、ゼーゼー姉の後を登っていた敏感な妹が、何やら左側に下へ降りていく一筋の足跡を発見・・・・。（てゆーか、先頭者がまず気づけよ）　　「げーっ、熊の足跡だーっ！」　しかもよく見ると子連れで、型も崩れていない真新しいものです。北海道人といえども雪上で熊の足跡を見たのは初めてです。当然、へっぽこ姉妹に緊張（ビビリ）が走ります。

　やっべーやっべーやっべー、とりあえずザックにくくり付けていた、「熊よけスプレー」を姉が直に手に持ち、周りを見渡しながら登って行きました。　が、間もなく姉がピタリと立ち止まります。　「交差してる・・・。」　そう、下に降りてくれたかと思われた足跡が、また上に登って来てるではあーりませんか。　げっ、マジかよー、私達だって上に向かっているのに〜〜。

　ここで上に行くことも出来ず、かと言って、下に降りることも出来ず、しばらく熊の足跡と平行に歩いて行きました。いや、これホント、まるで同じルートを取っているかの如く、絶妙に尾根下をトラバースしているのです。引き続き、へっぽこ姉妹に緊張（ビビリ）が走ります。

　まぁ、ここで一気にクライマックスを迎えるかと思いきや、暫くしてその足跡が下に向いてからは、もう交差することも再び目にすることもなかったという、結局、ただ熊の足跡を見た！というオチのない話だったのですが・・・、でもね、お客さん、旭山動物園でシロクマのお尻を見学してるのとは訳が違うんですからね。足跡だけでも十分話のネタになるってなもんですよ。　あー無事に済んで本当に良かった！