西昆布岳 -にしこんぶだけ- （標高 ８０４．１ｍ）
国道２３０号線を中山峠を越えて留寿都村を過ぎ、三ノ原にある少し字が薄くなってしまった「でんぷんうどん」の看板から右折して、昆布岳の夏山登山口へと向かいます。（昆布岳登山口までの地図はこちらをご覧ください）
昆布岳の夏山登山口を過ぎ、道道９１４号線を５ｋｍほど車を走らせると、いかにも登り口っぽいなだらか場所がありますので、林道側の除雪されたスペースに車を置いて出発です。 ※ 今回は向かいの林道入口にちょうど良いスペースがありましたが、もっと早い時期だと道路脇を除雪して車の駐車場所を確保しなければならないようです。
道路を渡り雪原に上がって歩いていくと前方に西昆布岳の山頂部も見えています。緩やかな広々とした雪原を山頂に向かって進むと、右手後方には噴火湾や洞爺湖のホテル、左手には幌内山なども見えてきます。
４５２ｍ標高点付近を過ぎ少し進むと、前方に見えていた林の中へと入ります。ダケカンバの多い尾根を進み、何となく林道っぽい場所を過ぎて上へと登って行きます。この辺りから少し登りっぽくなって行きます。
それでも登りやすい林の中を進み、周りの木々も少なくなって前方左手に９４４ｍピークがちらっと見えて来ると山頂はもうすぐです。
西昆布岳の山頂からは、今まで見えていた景色に加えて、９４４ｍピークの先に昆布岳、さらにその奥には羊蹄山の頭などの展望が広がっています。 山頂はぺろんとしていて風を遮るものが何もないので、少し下りた場所でのんびり休んで行きました。
※ 本文に書いたとおり、ここの登山口へは夏山の昆布岳に載せてある地図通りに行きました。今時期だと道路の除雪は大丈夫だと思いますが、厳冬期の道路事情とは異なるかも知れませんね。
（山スキー撮影日 ２００６年 ４月 １日）
