幌 向 岳 -ほろむいだけ- （標高 ８３９．３ｍ） （東尾根コース）
夕張市紅葉山より、国道４５２号線に入って清水沢を通り、シューパロ湖の夕張岳の入口も過ぎてかなり走ると（１２ｋｍくらいかな？？？）、緑色の「沢見橋」があります。橋の看板が目印になると思います。 橋のすぐ手前左手の林道から入りますので、林道入口を車一台分除雪し、邪魔にならないよう駐車スペースを確保してさぁ出発です。
状況から最近人が入った形跡が全くないようでしたが、今回はおっさん夫妻と御一緒です。４人いれば除雪もラッセルも早く進むし何かと安心ですね。今日はラッセル交代しながら長い行程を進んで行きましょう。
沢沿いの緩やかな林道をわっせわっせと３０分ほど歩いて行くと、ちょっと広場みたいになっていて林道が沢を離れて尾根に上がっているような場所がありますので、ここから幌向岳の東尾根に取付きます。
林道跡のような斜面をしばらく登ってから方向を間違えないように７３５ｍポコに続く尾根を目指して進みます。小木の多いなだらかな尾根を歩いて行くと、このコース一番の難所が見えてきます。稜線直下の急登です。 急斜面をジグを切りながら登ります。後ろを振り向けば木々の間から夕張岳〜芦別岳など山並みがドド〜ンと広がっている場所でもあります。
この急斜面を登りきると緩やかな稜線に出て、ちょっと進むと７３５ｍポコです。でもほとんど気付きません。７３５ｍを過ぎ小さなアップダウンのある稜線上を引き続きラッセルしながら進んで行くと、やがてペロンとした広い山頂に到着です。
幌向岳山頂では、前回の万字コース同様ラッセルのご褒美の展望はありませんでしたが、途中までは青空の下で素敵な景色を満喫できたし、４人の力でラッセル越えしての山頂到達だったので良かったです。（私達だけだったらまた途中撤退だったはず） 特に稜線上の樹氷が真っ白で素晴らしく綺麗でした！
※ 下りはアップダウンが２度ほどあるので７３５ｍポコまでシールを付けたまま歩きました。帰りの登りって小さくてもキツイものですね。
（山スキー撮影日 ２００７年 １月 ２１日）
