徳舜瞥山～ホロホロ山のパノラマ写真集（４）

■　ホロホロからの下り、登山道がドロついて急な場所が一ヶ所ありました。これは右足・左足、どっち着いても滑って転びそう、もう見るからにドロドロの危険信号が発信されていました。でも先頭の父は無事クリアして行った模様です。

　「えっと、どうしよう？どうしよう？」　右もダメだし左もダメ、妹は躊躇ししばし悩みました。で、よーくよーく見ると、右側にちょっとだけ足場があり、そこを足がかりに「よいしょっと！」妹も難なく通過させていただきました。

　「さて、ヤツは気づくだろうか・・・？」　姉は写真を撮り撮りで少し離れて後にいます。でもあれだけのドロドロ道です。少しはシワのない頭でも賢明に使うだろうと妹は反面ワクワクしながら先を進みました。

　「あ゛ーーーーーーーッ！！」　　少しして後で雄叫びが聞こえました。　ぃやった！さすがですね、ヤツは期待を裏切りません。きっと脳も贅肉で出来ているのだと思います。　ただ、姉はうまく手を着いたようで、片方の軍手を汚しただけで面白いオチなんて何もありませんでした。ちっ、半端につまんないヤツですな。（落とせよ！）

■　あっそれから、一番最後の写真は２００２年に徳舜瞥山に登った時のものですが、「華麗すぎる」と評判がとても良かったので記念に残しておきますね。

　この時はちょうど道路工事の舗装真っ最中で、下から丸々歩いて登りました。おかげでホロホロ山へはタイムオーバーで行かずじまい。　一番最初に登った時も（１９９４年）、足が痛くなった妹だけ徳舜でお留守番してました。つまり、妹にとっては今回初めてホロホロへの縦走路を歩いたという訳です。

　いやね、今回は当時の事を思い出しながら登りましたよ。　今では父も私達もすっかり歳くっちゃって・・・楽しかったけどなかなか感慨深かったです。



ツルリンドウ（実）	スギカズラ
ツルシキミ（実）







帰りに寄った「三階滝」