徳舜瞥山〜ホロホロ山 -とくしゅんべつやま- （標高 １３０９ｍ〜１３２２．４ｍ） （日鉄鉱山跡コース）
国道４５３号線から道道８６号線に入り、三階滝売店のＴ字路を右に折れて進むと登山口入口の標識がありますので、ここで左折します。立派な舗装道路を山へ向かって車を走らせると終点が「登山口」（５合目）と駐車場で、徳舜瞥山の山頂も見えています。 （登山口にトイレはありません。最寄の道の駅か三階滝Ｐで済ませまショー）
駐車場横の道を進むとすぐに５合目の標識と登山ポストがあります。ここから石のゴロゴロした道を歩き、階段がえぐれてしまった登山道を進み、何故か徳舜ではなく「ホロホロ山頂上へ」の標識で左へ曲がります。林の中の道を少し登ると、小沢を渡ってベンチもある「水場」の６合目です。
水場からは、尾根へ向かって軽くジグザグした道を進んで行くと７合目（旧道コース分岐）に到着です。 ※ ここは旧道コースとの分岐ですが、旧道側にはロープが張られています。
７合目からは緩やかな尾根道を進み、山頂への登りに入ります。遠目では急そうに見える山頂への斜面も、ジグが大きいので意外と疲れませんが、標高はなかなか稼げず思うほど山頂へは近づきません。それでも「見晴台」（９合目）の標識があらわれると山頂まではあと６００ｍ、周りの景色を楽しみながらハイマツの斜面を登ると山頂です。
徳舜瞥山山頂からの眺めは少し霞んでいましたが、これから向かうお隣のホロホロ山は勿論、羊蹄山や有珠山、オロフレ山の奥には駒ケ岳など道南の山並みまで見渡すことができます。 では、徳舜瞥山で軽く休憩してからホロホロ山へと向かいましょう！
徳舜瞥山から正面にホロホロ山を眺めながら下り、少し平坦な道を進んでからホロホロ山への登りになります。振り向けば徳舜瞥山も端正な姿を見せたりして、なかなか楽しい縦走路です。最後に岩場を乗り越えるとホロホロ山に到着です。
ホロホロ山山頂からは、徳舜瞥山からの展望に加えて、恵庭岳や支笏湖とその周辺の山々がグッと近くに見渡せます。 この日は平日休みを利用して来たのですが、いつも大勢の登山者やツアー客で大賑わいの山頂ではなく、晩秋の大展望と静かな山を楽しむことが出来ました。また機会があれば今度は花の時期にでも来たいですね。
※ ここの駐車場も車上荒らし注意のようです。警察のパトロールも来ているようですが、十分気をつけましょう！
（撮影登山日 ２００５年 １０月 ２７日）
