無意根山 -むいねやま- （標高 １４６４ｍ） （薄別コース）
国道２３０号線沿いにある定山渓熊牧場を過ぎると、反対側に「無意根山登山口」の看板がありますので、ここから林道（5.5ｋｍ）に入って進むと宝来小屋（登山口）前の駐車場に到着です。
※ ここが満車の場合、２５０ｍ先にも駐車場があります
登山口からは気持ちの良い林の中を進みます。やがてミズバショウの花が見えてきて小さな沢を渡ると、「大蛇（おろち）ガ原湿原」に到着です。 最近雨が降らないせいか乾燥していて湿原という感じはしませんでしたが、チングルマがいっぱい咲いていて綺麗でした。
大蛇ガ原湿原を過ぎて少し下るとすぐ、北大の「無意根尻小屋」に着きます。 ここからエゾノリュウキンカなどが沢山咲いている水辺に沿って登って行くと、「テラス」に向かう「壁」の急登が待っています。 急登にはロープ場もあり、早い時期にはまだ雪渓も所々に残っていますので、滑らないよう十分注意して登ってくださいね。
急登を登りきると笹の茂った平坦なテラスに出ます。正面には山頂も見え、振り返るとテラスが綺麗ですよ。 テラスから山頂稜線上への登りに入ると、途中「元山コース」との分岐となり、ハイマツが出てきたら、そろそろ稜線上です。あとは緩やかな稜線を進むとやがて山頂に到着します。
無意根山の標識のある場所から少し奥のケルンがある場所の周りはお花畑となっていて、とても綺麗です。ぜひ行ってみてくださいね。 ここからは中岳の奥に羊蹄山が望めますが、生憎この日は、羊蹄の姿を見る事は出来ませんでした。
※ ここは下のゲートが閉まっている場合もあるようです。この記録は開通したての頃のものです。行かれる場合は確認されたほうがよいでしょう。
（撮影登山日 ２０００年 ６月２４日）
