チトカニウシ山のパノラマ写真集 （２）　　〜どんどん良くなる、下りの景色！〜

　　　　　（山スキー撮影日　２００５年 ３月 ２０日）

１２５８ｍピーク横から見える　チトカニウシ山山頂部

１２５８ｍピークからの下り　後は北大雪スキー場

反射板のある９５０ｍポコから　山頂を振り返る

帰りの林道から見た　天塩岳

※ ここが今回のラスト地点！


　「チトカニウシ山」 トップに戻る

※ この日は天気も悪く、もう北見峠に到着した時から風はビュービューでした。空は一面灰色で、晴れる気配なんて全く感じられません。　「うぇっ、寒っ！」　寒風で顔がヒリヒリします。車から降りた私達のレベルはみるみる登る気０％です。　「よし、今日は中止ー！」「ぃやったー！」と言いたいところですが、せっかく高い高速代払ってはるばるやって来たのだから・・・ちっ、行かねーわけにはにいきません。

　でもまぁ・・今日はまず下見ということで、とりあえず途中のパラボラアンテナを私達の山頂と設定し、軟弱に軟弱に出発することにしました。

　最初は電柱に沿って進んで行きます。周りの眺望なんてもちろんありません。「ほら、山頂（アンテナ）見えたよ。」「もう少しで山頂（アンテナ）だね！」などとタワゴトを言っていると、何やら後方の山並みが姿を見せ始めました。どうやらニセイカ方面のようです。

　「おっ、すげー！」　　姿を見せ始めたと言っても、まだ顔を覗かせた程度でしたが、でもこういう時の瞬間て結構感動しますよね。写真では薄くてさっぱりですが、肉眼ではとても荒々しく、神々しい厳しさ・怖さ・美しさにゾクッとしてしまいます。　当初はまさか晴れて青空になるとは思いもしませんでしたが、風が強い分、雲の流れがとても速く、天気は進めば進むほど回復していきました。

　おっと、気がつけばパラボラアンテナのすぐ下に私達はいました。　なに、ここが山頂？　けっ、そんなのチャンチャラおかしくて笑っちまいます。もちろん、既にここは私達の山頂ではありません。私達は力強く先へ先へ進みました。そう、周りの展望が・・頭上の青空が２人の背中を強く押してくれたのです。　そしてついに山頂へ・・ッ！

　って上手くいきゃあ良かったんだけどねーー。私達だとそうはいかねーんだな、これが！　うぷぷぷ・・・（≧ｍ≦）