長 尾 山 （標高 １２１１ｍ） ２万５千分の１地図 ： 「無意根山」
豊羽鉱山元山にある、「無意根山荘」前に車を置いて出発します。 ※ 無意根山荘は現在営業しておりませんが、山荘前は綺麗に除雪されていました。
山荘前のゲレンデを大きくジクザクと登り、旧リフト終点から少し下ってから、ほぼ夏道通りに進んでいきます。 （←ここ、旧リフト終点まで登らずに右手をトラバースして行く方法もあります。この場合、帰りの登り返しがありません） 平坦な林の中を進み、ちょっと登りになってくると後には定山渓天狗岳や余市岳が見えてきます。要所要所で一息つきましょう。
あとは林の中を歩いたり斜面を登ったりしながら、定天や余市岳を背にどんどん進んで、徐々に高度を上げて行きます。 周りの樹木も少なくなってくると「千尺高地」も、もうすぐです。
夏場は笹原に覆われた千尺高地ですが、冬場はとても見晴らしが良くて、これから向かう長尾山や無意根山・羊蹄山・ニセコ連邦、余市岳・定山渓天狗岳などが見渡せ、素晴らしい景色が広がっています。
さて、これから長尾山へ向かうのですが、この日は皆さん大方千尺までのようで、無意根山へのトレースがなく、「げ、ラッセルか・・？」とヒヤリとしましたが、運良くソロの男性お２人が先に出発され、トレースもバッチリです。 やっりー！ ということで、綺麗な景色を楽しんだ後は、長尾山目指して歩き出しましょう。
千尺から無意根山に向かって緩く下ってから、雪原を登って行きますが、途中で無意根山へと続くトレースを外れて、進路を東に変えて長尾山に向かいます。 ※ ここからは有難いトレースも無くなりましたが、ラッセルも思ったほどではなく助かりました。
緩やかな登りの斜面を東へ進んで行くと、ぺろんとした長尾山に到着です。 平坦な長尾山からは、無意根山も千尺高地から見るのとは少し違った角度で見え、今まで見えていた展望に加え徳舜瞥山などや、遠くに増毛方向の山並まで見渡すことが出来ますよ。
※ お天気の良い日の長尾山からは３６０°の展望が広がりますが、残念ながらこの日は徳舜方向が暗い雲に覆われていて展望は２４０°くらい？でした。
（撮影山スキー日 ２００５年 １月 １５日）
