空 沼 -からぬま- （尾根コース）
国道４５３号線を札幌から支笏湖へ向い、金山林道を過ぎて覆道を抜けると、左手に「ようこそ支笏湖へ」という縦看板があるヘアピンカーブが現われます。そこの広い除雪スペースに車を置いて出発です。 ※ 地形図上の５９７ｍ標高地点です。
国道を渡って、ちょっと右手に進んだあたりから尾根に上がますが、ここからの展望はなかなかの贅沢三昧です。ビューポイントだらけの恵庭岳を眺めながら、大小のアップダウンを何度か繰り返しながら尾根上を進んで行きます。 ※ ただここ歩き易いとは言いがたく、尾根上は結構デコボコしている所や、細く雪庇の張り出している場所もありますので、それなりに注意して進まなければなりません。
１時間と少しくらい尾根を進むと、ちょっとした下りとなり、下りきった平坦な所が林道との交差点です。 （丸いカーブミラーがあります）
ここから緩やかな下りの林道を歩いていくと、金山林道コースとようやく合流です。 ※ 金山林道からのトレースもあると思いますが、右手の木にくくり付けてある「作業道２３光竜鉱山線」の標識が目印です。
林道分岐から緩やかな斜面を登って行くと、後ろにはイチャンコッペ山と紋別岳、遠くには幌尻岳（？）なども見えてきます。 思ったより分かりづらい平坦な斜面を北西に向かって進み、このコース最大の急な斜面を登って少し歩くと、小木の奥にすっと空沼岳の山頂部も見えてきて、もうすぐ空沼（からぬま）に到着です。今回はここを終点とします。（そりゃ行けるなら山頂へなどと思っていましたが、ヘロヘロでとても無理でした）
空沼（からぬま）からは空沼岳の山頂部を直ぐ近くで見ることが出来ます。好天の山頂は、さぞかし綺麗だろうと思いますが、残念ながら空沼に着いた時は雪も降り始めて来て、青空をバックにした山頂は拝めませんでした！
※ この尾根コースは恵庭岳の眺めが素晴らしいので、歩くなら天気の良い日が断然お勧めです。 が、尾根にはアップダウンがありますので帰路もそれなりに大変かもです。（帰り、合流地点からシールを着けました）
（撮影山スキー日 ２００５年 ２月 ２７日）
