漁 岳 （標高 １３１８ｍ） ２万５千分の１地図 ： 「漁岳」 「恵庭岳」
国道４５３号線、オコタンペ湖へ向かう林道から ５００ｍほど札幌寄りに「漁岳林道」があります。ここの道路脇に車を止めて出発です。 ※ 休日にはたくさんの車が止まっています、早起きは三文の得、お早めに！
緩やかな林道を歩いて行くと林道の幅が若干狭くなってきます。そのまま進んで行くと林道終点近くに目印のテープがありますので、そこから左手の斜面に取付きます。
小木の多い斜面を登って行くと、１１７５ｍ越しに目指す山頂も見えてきます。
傾斜が緩くなり更に進んで行くと 漁岳に続く尾根に出ます。ここからは展望も開け、待望の「恵庭岳・オコタンペ湖・支笏湖」も見渡せ、 （よ、待ってました！） 休憩にはもってこいの場所ですよ。
ここからは尾根上を１１７５ｍ地点に向かって、尾根の右側を進んでいきます。 （かなり雪融けの進んだ今回は、２ヶ所ほど雪面がパッカリと割れてました） 今度は１１７５ｍの左側を巻いて行くと漁岳とのコルに出ます。 さぁ、いよいよここから山頂への急斜面が待っているのですが、ヘッポコ組にとっては、ツボにしようかスキーのままかと悩みどころです。
正面から見た山頂斜面は、「大丈夫、上の方さえクリアすればどうにか滑れそうだぞ。」と思いスキーで登り始めたのですが、いざ登ってみると、ここは今だかつてない急斜面で、 （降りてくるツボ足隊は、尻セードや両足で波乗りのようにバランスをとるグリセードで、皆ヒューヒュー言いながら下っていました） 私達は思わず、ビビビ、ビリビリモードになりましたが、スキーで登ってしまったからにはしょうがありません、ま、きっと何とかなるでしょう。 （頑張れ！）
数回のジグを切って辿りついた山頂からは、正面に羊蹄山もバッチリ見え展望は最高です。 心配していた下りも、ウルトラボーゲン＆へっぴり腰を駆使して、なんとか無事滑り終え、あとは斜度が緩くなればなるほど速い速い速い下りでした。
（撮影山スキー日 ２００１年 ４月 ２１日）
