浜益御殿 （標高 １０３８．６ｍ） ２万５千分の１地図 ： 「雄冬」 「群別岳」
国道２３１号線を浜益村の「群別」を過ぎ「幌」に入ってから、「善盛果樹園」の看板の交差点を鋭角に右折し学校の前の道を通って、林道を進んでいきます。 この日は、３００ｍ付近で林道に雪が出てきましたので、車を道路脇のスペースに置いて出発しました。
林道 （最初は雪がない場所も部分的にありましたが、脇に逸れたりしてスキーのままで大丈夫でした）を歩き始めるとすぐに、右手に浜益岳や群別岳も遠くに見えていて、好天に感謝しながら林道を黙々と進みます。５３３ｍポコを巻くと、前方に浜益御殿〜浜益岳〜幌天狗がずら〜っと見えて来ます。ここで一旦下り、林道と分かれて浜益御殿まで続いている尾根への登りになります。
「スノーモービル乗り入れ禁止」の標識と真っ赤な旗を過ぎて平坦な林を進み、木も疎らになってくると後ろには日本海が広がり、前方にはどーんと浜益岳も見えてきます。日本海をバックに尾根をどんどん登って行くと、左手には雄冬山も姿を見せはじめます。
細くなってきた尾根を、右手に浜益岳、左には雄冬山を眺めながら歩き、浜益御殿手前のピークを切れ落ちた東側に注意しながら尾根上を通過すると （登りでは展望を楽しみながら尾根上を進みましたが、帰りは尾根の西側を下りました）、浜益御殿のピークが前方に見えてますので、あとは御殿目指してもうひと頑張りです。
ようやっと辿り着いた浜益御殿では、ちょっと風はありましたが、暖かい日差しの中でのんびり寛ぎ、雄冬山〜暑寒別岳〜浜益岳や日本海と、雄大な眺めを十分楽しむことができました！
※ この日は天気も良くって「浜益岳まで行くぞー！」なんて、最初は張り切っていたのですが、すぐに暑さですっかりバテてしまい浜益御殿まででやっとでした。 御殿からは浜益岳も雄冬山も、まだまだ遠くに見えてますが、みなさん頑張って登っています。 私達でもいつか、あそこまで行くことが出来るのかでしょうか？ （難題）
（撮影山スキー日 ２００４年 ４月 ２９日）
