坊 主 山 -ぼうずやま- （標高 ７９０．７ｍ）
国道２７４号線を夕張から日高へと向い、長い稲里トンネルを抜けて福山パーキング手前で右折し、占冠穂別線に入ります。（シェルの手前の道です） 富内方面へしばらく走ると右側に林道「坊主山線」の看板がありますので、ここからの出発となります。
車は最初、林道入口をガツガツ除雪して駐車スペースを確保しようしましたが、脇に溝があるのか車が埋まりそうでダメでした。（ゼェゼェゼェ・・・）とここで姉がふと目線を上げると、林道すぐ手前に待避所を発見！（げっ、ホントに目の前じゃん！）そこに車を置かせていただく事にしました。 ※ あと林道の先のカーブの待避所にも車を置けるようです。
では、ウォーミングアップも無駄に済んだところでいざ出発です。
はじめは林道を進みますが、地形図上の２７４ｍ標高点の先で林道から離れて林の中へと入ります。途中、林道なのか旧林道なのかなといった場所を何度か横切りながら広くなだらかな尾根を進んで行きます。 ※ 林の中には鹿道があちこちにあり、結構深い筋道になっています。ここはハンターが入ることもあるようですよ。
明るい林の中の尾根をどんどん進み、５５０ｍ標高点が近づいてくると木々の隙間から坊主山の山頂部もちらりと見えてきます。緩やかだった尾根歩きが終わると、今度は木の多い急な斜面をジグザクと登ります。この林から抜け出ると展望も一気に広がり、木の無い急斜面を慎重に進んで行くとポンと尖がった坊主山が見えてきます。
斜面を登り切ると山頂下までは平坦な尾根歩きとなりますので （多少アップダウンあり）、ハッタオマナイ岳やその奥遠くに見える北日高の山並みを楽しみながら山頂目指して進んでいきます。山頂下まで来たら夏道側に大きく廻り込むように登って、細い稜線を少し進むと、あっと言う間に山頂に到着です。
坊主山の山頂からは、真っ白な夕張岳・十勝連邦や、幌尻岳・戸蔦別岳など北日高の山並みまで、３６０°ぐるりと見渡すことができます。ここは滑りよりも展望の山なので、ぜひ天気の良い日に来たいですね！
※ 今回、私達は概ね尾根を歩いてみましたが、林道を行くルートは こめっとのおっさん のＨＰを参考にしてね！
（撮影山スキー日 ２００５年 ２月 １６日）
