十勝岳・白銀荘〜望岳台
このコースは、「白銀荘」から「十勝岳・望岳台」へ下り、冬期非除雪の道路を歩いてグル〜っと一廻りするコースです。（クロカンマップ２参照）
まずは吹上温泉「白銀荘」に車を止めて、キャンプ場の左手の道を進みます。林の中を１５分ほど進むと「火山監視所」の小屋に到着です。
「火山監視所」から小木の間を少し下って沢を越え、「九条武子歌碑」に向かって登ります。（・・が、私達は武子さんの歌碑を見つけられませんでした。 避難小屋へのトレースは付いていましたが、概ね歌碑を目途に進むと良いと思います）
この辺りからは視界もググツと開け、十勝連峰を眺めながらの広い雪原歩きとなります。
「九条武子歌碑」から「十勝岳避難小屋」方向に登るテレマークや山スキーの方達とはお別れして、ここから十勝岳夏道の登山道に向かって斜めに下っていきます。 夏道に入れば、あとは一直線！ 「望岳台」のレストハウスのに向かって快適な斜面を華麗に（？）滑り降りて行きます。
※レストハウスは封鎖中でした。簡易トイレが外にポツンとありましたが、きっと使う気にはならないでしょう。 「白金温泉」からの道路は除雪されていたので、ここから登り始める方や観光客の姿もチラホラ見られましたよ。
レストハウスからは冬期非除雪の車道を歩いて「白銀荘」まで戻ります。（この誰ぁれもいない車道歩きは、ロケーションはも〜う最高！贅沢な十勝連峰のトレッキングツアーが楽しめますよ）
このコースは全体的に斜度も緩く、とても歩きやすい（この日は良いコンディションでした）クロカン向きのコースだと思いますが、所々クラストしている斜面もありますし、時期や天候、雪質によっても状況はかなり変わると思います。特に視界の悪い時は広い雪原がアダとなりとても危険です。 やはり、ここへは天気の良い日に時に来たいですね。
（撮影クロカン日 ２０００年 ４月 ９日）
