羊 蹄 山 -ようていざん- （標高 １８９８ｍ） （京極コース）
京極町の「ふきだし公園」の駐車場から２本目で右折し、（地図参照） 道路の曲がり角ごとにある小さな案内板に沿って進むと「羊蹄山登山口」の標識があります。ここで右折して山へ向かうと入山届ポストのある駐車場です。
※ 駐車場は結構広いです。トイレはないので事前に済ませておきましょう。
駐車場から牧草地脇の砂利道を羊蹄山に向かって進み、「羊蹄山登山道」の看板から樹林の中へ入って行きます。 緩やかな松林の道を歩き、林道を２度横切って進むと「一合目」の標識です。 樹林帯の道を「二合目」「三合目」と登り、「四合目」あたりからは斜度もずーんと増してくるので休憩が待ち遠しくなります。
「六合目」（やっと半分過ぎ）になると周りに低い木が多くなり展望も出てきますが、登りもさらに急になりますので、木々の合間から時々見える山並みを励みに登りましょう。 でも、ここから上は今までの登りよりも若干楽なように感じられました。
登山道にも岩が目立ってくると「八合目」も近く、八合目からは低木帯の登りがまだ続きますが、しばらく進むと前方に岩れきの斜面が見えてきます。
ロープも張ってある岩れきの斜面を足元に注意しながら登り、上の方で左に入るとすぐに「九合目」です。ここまで来ればあともう少しです。 岩のゴロゴロした斜面をひと登りすると外輪山にぽんと出て、すぐ右手が京極ピークです。 （ヒョイと現れる分岐の標識が嬉しいぞ！）
最高地点（１８９８ｍ）へは、火口壁を一等三角点（旧頂上１８９３ｍ）を越えて、さらに南に向かって少し歩いた所にあります。
羊蹄山の山頂からは、大きな火口（父釜）や洞爺湖・樽前山・恵庭岳・札幌の山並みなどが見渡せます。 まだまだ余力が残っているのでしたら、火口の縁をぐるりと一周して３６０度の展望を楽しむのも良いでしょう。 （もちろん私達は遠慮させていただきました）
※ 上部の岩れき斜面をちょっと気をつければ、特に危険な場所は無い山ですが、標高の高い山なので風の強い日や天候によっては山頂部の雰囲気がガラリと変わってきます。夏場でも防寒対策は絶対に忘れないでくださいね。
（撮影登山日 ２００４年 ８月 ２２日）
