ウェンシリ岳 （標高 １１４２.３ｍ） （氷のトンネルキャンプ場コース）
道道６１号線から１３７号線へ入り札久留峠を過ぎると、左手に「ウェンシリ岳中央登山口」の看板がありますので、ここで左折します。 舗装された道路を進み「ウェンシリ岳中央登山口」と「氷のトンネルキャンプ場」との二股で、左手のキャンプ場へ向かいます。道路の終点が氷のトンネルキャンプ場です、ここに車を止めて出発です。
※ キャンプ場のトイレ（←かなりワイルド）の横が登山口です。 氷のトンネルへ向かう道は、ゲートがしてあり通行止めとなっています。
登山口からは、いきなり急登の始まりです。滑りそうなくらいの急登です。 まずは直登から始まって、お次は斜面をジグザクと登り、あとは尾根に沿っての急な登りが続きます。歩き始めて１時間ほどで「氷のトンネルコース」との分岐です。 ※ 分岐には「氷のトンネル（沢側）は危険ですので、降りないで下さい」と書かれた標識があり、降り口には通行止めのロープがしてありました。 それと、ここの分岐、アリがめちゃくちゃ多いです。
分岐を過ぎたあたりから尾根道も一段と細くなり、岩場を登ったり降りたりしながら進んでいきます。一部、岩場に立つと高度感はかなりのものです。お楽しみに。 晴れた日には前方に山頂も 見えているようですが、前方はガスの中・・・ それでも周りに見えている山肌の険しさが印象的です。 ・・・と、慰めながら登りました。
岩尾根を多少のアップダウンを交えながら進んで行くと、ハイマツが出てきます。ハイマツ帯を過ぎダケカンバの斜面の登りとなると 、もうすぐウェンシリ岳山頂です。
ウェンシリ岳山頂からは、天塩岳や遥か遠くには利尻山もバッチリ見える予定でしたが、生憎この日は真っ白なガスの中でしたとさ。
（撮影登山日 ２００３年 ８月 １５日）
