ウペペサンケ山 （標高 １８４８ｍ） （菅野温泉東コース）
「菅野温泉」手前で左折すると標識（右はウペペサンケ山・左はキャンプ場）がありますので、それに従って林道を右に進みます。
林道には何ヶ所かに「ウペペサンケ山登山口」の標識がありますので、迷う事はないと思いますが、右手にある登山口の標識は非常に非常〜に小さいので絶対に見逃さないよう注意してくださいね。
※途中に「登山口まで６ｋｍ」の標識があるので、車のメーター（距離）を気にしながら走ると良いです。
登山口には数台分の駐車スペースはありますが、トイレはありません。近くのキャンプ場のトイレを借りちゃいましょう。（然別峡野営場・・・大人２５０円、テント約５０張 /７月１日〜９月３０日/露天風呂あり）
登山口からしばらくは沢に沿って歩きますが、私達が登った日は沢に水のあった場所は１ヶ所くらいで、それもほんの少し 沢の事は気にする必要はないと思います。 （でも雨の続いた時は水量もちょっと増えるかな？）
岩のゴロゴロした沢道を歩いて行くと３０分ほどで小さな「苔むした滝」が現れます。 ここを過ぎると登りも少し急になってきて、やがて沢道も終わり、展望の利かない林の中の急な道をグングングングン登って行きます。 視界が少し開けてくるとハイマツ帯となり、背の高いハイマツの中を潜るように進むと、すぐ「糠平コース」との分岐です。 ここまで来ると展望も一気に開けて、あとは楽しい尾根歩きとなりますよ。
尾根道を進んで行くと最初に目にする奥のピークが、通称「糠平富士 1834.5ｍ」です。 ここにも「ウペペサンケ山山頂 1834.5ｍ」の標識がありますので、ここで引き返す方もいらっしゃるようですが、やはり最高地点（1848ｍ）に立ちたいですよね？ では、先に進むとしましょうか。
糠平富士から１０分ほどでケルンの積まれたピークに着きます。このピークから思わず糠平富士で妥協したくなるような、とても大きなギャップを越えて進んで行くと「ウペペサンケ山本峰」に到着です。
ウペペサンケ山山頂からは、ニペソツ山や、その奥にそびえる石狩連峰、そしてトムラウシから十勝連峰まで続く山並みなど、素晴らしーい景色が広がっていますよ。
※ 今回はお盆休み真っ最中で、道路もキャンプ場も混雑してましたが、この山だけは別世界。登山者も少なくて静かな登山が楽しめました。 コース前半は水流のない沢や傍の道を進みますので、脇道などもあり、「ありゃ、どっちに進んだらいいの？」と、ちょっと迷う場所もありましたが、躊躇せず赤ペンキの目印に従うと間違いないですよ。
（撮影登山日 ２０００年 ８月 １４日）
