チセヌプリ ・ ニトヌプリ 〜 沼めぐり （神仙沼〜長沼〜チセ＆ニト〜大沼〜大谷地）（１１３４．５ｍ） （１０８３ｍ）
その２． そしてニトヌプリから 小イワオヌプリのコル〜大沼〜大谷地へ
車道を横切り、「ニトヌプリ１ｋｍ」の看板から登り始めます。斜めにどんどん登って行くと、間もなく山頂部も見えてきて傾斜も緩くなってきます。 ニトヌプリ山頂からは、「イワオヌプリやニセコアンヌプリ」が間近に見え、（おおっ！ってな感じ） チセとはまた違った景観が楽しめますよ。
さて、ニトヌプリから下まで降りると、周りの景色も今までとは全く違ってきて、登山道も白っぽい火山灰となります。ここはイソツツジが一面に広がるお花畑です。 （もちろん、今時期は咲いていませんけどね）
所々にペンキの矢印がある平坦な道を進み、白いガレのロープ場をちょっとだけ登ると （ちょっとだけど、すごーく急です） すぐ「五色温泉」との分岐です。 ※ ここでゴール手前の「大沼」の案内板が出て来てくれますよ。 うーん、嬉しい！
分岐を左に進み、「小イワオヌプリとイワオヌプリ」とのコルを通り過ぎます。そして少し下って行くと「ワイスホルン」が正面に見えてきて、その裾野には「大沼」の姿もチラっと確認できます。
白い地肌の「硫黄鉱山跡」を抜け、硫黄川の小さな沢を渡り、斜面をどんどん下って行くと、やった！お待ちかねの「大沼」に到着です。大沼の西岸からはイワオヌプリのまた違った姿が印象的です。ここで最後の休憩といきましょうか。
大沼からダケカンバの道を下り、さらに笹の中の道を下って行くと、そこは「大谷地湿原」、いよいよラストです。 湿原と言っても、乾燥化が進んで一面の笹原でしかないのですが、木道が出てきたらもう着いたも同然です。駐車場で待っている愛車を目指し、フンフン歩いていきましょう。
休日なら大勢の登山者や観光客で賑わうニセコも、平日のこの日は静かでのーんびりと、充実した山歩きが楽しめました。 やっぱりニセコは平日に限る・・？ （なんつって）
（撮影登山日 ２００１年 １０月 １９日）
