神 威 岳〜烏帽子岳 -かむいだけ〜えぼしだけ- （標高 ９８３ｍ 〜１１０９．７ｍ） （百松沢林道コース）
国道２３０号線を札幌市街から定山渓へ向かい、小金湯を過ぎたあたりで右手にある「百松橋」を渡ります。
ゲート手前には広い駐車スペースがありますので、ここに車を止めて出発です。
※ 駐車場には簡易トイレがありましたが、中は確認しませんでした。
なだらかな林道を歩いて行くと、ダム湖が見えてきます。さらに進むと「神威岳」の案内板（短絡路）がありますので、ここから林の中に 入ります。足元にはサイハイランやベニバナイチヤクソウなどがポチポチ咲いていました。
道は再び林道と合流し終点まで進むと、ようやく山道となります。しばらく緩やかな道を歩きますが、一旦下ってから、尾根への 登りが始まります。 はじめは平坦だった道も斜面を進むにつれ、登りも急になってきます。樹間越しに神威岳の岩峰がチラホラ見えるようになると急な登りから暫し開放されます。
平坦な道の尾根を進んで行くと、山頂部が大きく見えてきます。ここが「巖望台」です。 さらに尾根を進むと、 いよいよ山頂への登りが始まります。やや急な登りが続きますが、烏帽子岳への分岐を過ぎロープ場を越えると神威岳山頂へ到着です。
木の多い山頂ですが、樹間越しに手稲山・百松南峰・定天・札幌岳などが眺められます。 さぁ、神威岳山頂で一息入れて烏帽子岳に向かって出発しましょう。
※ 神威岳から烏帽子岳までは結構なアップダウンがありますので、体調を考えて進んでくださいね。
神威岳から少し下ると、烏帽子岳への分岐 （分岐の標識 はありませんでしたが、テープがぶら下がってました）がありますので、ここからどんどん下って行きます。 結構、草が生い茂ったようなところもありますが、道はハッキリしています。 コルまで下るとあとは山頂目指して登るだけです。斜面を登って行くと、周りの木も少なくなり視界が開けてきます。先ほどまで居た神威岳山頂が眼下で、「巖望台」からとは違った顔をしているのが見えています。
ここを登りきると山頂へと繋がる台地へ出ます。平坦な道を草を掻き分けながら進むと、烏帽子岳山頂へ到着です。山頂からは無意根山の奥に羊蹄山が見えていましたが、あとは木に囲まれていて眺めはイマイチでした。
※ 全工程樹木が多めの道なので、烏帽子への登りで周りがすっきり見渡せた時がなんたって嬉しかったな〜。
（撮影登山日 ２００３年 ６月 １５日）
神威岳〜烏帽子岳のパノラマ写真集も見てみよう！
