永山岳 〜 愛別岳 〜 比布岳 〜 安足間岳 （愛山渓温泉コース・往復）-ながやまだけ- -あいべつだけ- -ぴっぷだけ- -あんたろまだけ-
永山岳からは稜線上を進み、「国立峰」（くにたちのみね）の横を通ると「安足間岳」との分岐ですが、安足間岳へは帰りに寄ることにして、（分岐から安足間岳まですぐなんです） 稜線をさらに進んで行くと「愛別岳」への取付の標があります。 ちょっと覗いて見ましょうか、急斜面に踏み跡が見えるはずです。
さぁさぁ、いよいよですよ。準備はいいですか？
稜線からザレとガレの急斜面を慎重に下りると岩場となります。ガイドブックにも「危険箇所」と書かれている岩場をさらに慎重に下りると、愛別岳への細い火山灰の尾根道となります。ここからは足場も比較的しっかりしていてホッと一安心です。 山肌の色が変わったところから山頂への急登となります。そして急な岩場をよじ登ると、ついに憧れの愛別岳山頂に到着です！
意外と広い愛別岳山頂からは、表大雪の山並や北大雪までも見渡せ、展望も最高ですよ。
帰りは往路を戻りますが、ちょっと寄り道して「比布岳」や「安足間岳」にも登りましょう。 「比布岳」からは北鎮岳が近くに見え、さらに白雲岳の奥には遠く石狩岳やニペソツ山まで見る事ができました。
「安足間岳」には分岐の標識しかありませんが、少し奥へ進むと旭岳から沼ノ平までがきれいに見渡せますよ。 時間と体力があれば、ここから当麻岳へ下り、当麻乗越から沼ノ平・三十三曲のコースを通って下りても良いと思いますが、１時間は多くかかるみたいだし、雨の後などは道がドロドロになるそうです。
※ この日は風もなく天気も良くって、愛別岳への岩場や稜線も想像していたより危険とも思わずに何事もなく通過できました。 が、強風やガスの時は諦めて引き返す事も必要だと思いました。無理は絶対に禁物です。
（撮影登山日 ２０００年 ９月 ２２日）
